チェーンソーでの製材
ノーマルのチェーン刃の角度(上からみた)は30度が普通だが、縦挽き専用の場合は10度ぐらいにするようだ。新品を縦挽き専用に仕立てると、2ミリぐらい刃先を無駄にしてもったないので、使い古しのソーチェーンで試すことにする。それもさらに刃先をケチってとりあえず15度にした。
釘を引っ掛けたり、変な目立てをしたりで切れなくなり、コマの長さも半分近くになったのでもう寿命かなと、はずしておいたチェーンが、オレゴンの目立機で、見事に、見た目は蘇った。しかし、コマの残りは3.3ミリ。これでほんとに大丈夫か? あらためて写真にとってみると、フック刃気味。
チェンソーでの製材その1
ガイドバーを固定している2本のナットを長ナットに交換してしっかりと締め付ける。さらにこの長ナットに適当なおおきさの板を六角ナットで止める。六角ナットが板から飛び出さないように座繰りしておく。たったこれだけ。板はもっと幅広のほうが安定するだろう。
台の上に丸太を置く。チェーンソーを平面の出た板の上に乗せる。チェーンソーが丸太のどこを切っていくのか確認して高さを調節し、丸太をしっかりと固定。チェーンソーで水平に切っていく。左手でスロットルを握り、右手でハンドルを持って押し切りする。
チェンソーでの製材その2
カーツポーランのチェーンソーには、ダンパースパイクを取り付けるためのネジ穴がついている。これを利用して、4ミリのアルミ板で、ガイドを作ってとりつけた。次に適当な板材に、このガイドが通る溝をつく。この板を製材する木に固定して、チェーンソーでこのガイドに添ってリッピングする。
これは、予想以上にうまくいった。このやり方の方が、屋外で手軽に出来て私向きのようだ。輸入工具のアタッチメントもいいけれど、ガイドバーを挟んで固定するやり方では、ガイドバーの長さを取られてしまうので、どうしても大型のチェーンソーと長いガイドバー(50センチ以上)でないと使い勝手が悪い。これの利点は、チェーンソーが重くならない、切り込む角度を変えたり自由に動かせる、なんといってもコストが安い。アルミとネジ2本で数百円だ!
チェンソー関連はこちらのブログで話題にしていました。もうしばらく放置していますが、いずれまとめようとは思っています。→おすすめチェーンソー(カーツポーラン)