電動工具について(トリマー,グラインダーなど)

トリマー

ハンディの電動工具は今のところ国産で間に合わせている。なるたけボディがアルミ材のタイプ(マキタの3701)。ちょっと重いけど安定感もあるし、放熱もいいし、耐久性があるように思う。私の場合、トリマーの樹脂のベースだけ部品(1200円ぐらい)でいくつかかって、ピン、フラット、平行ガイド、昇降盤トリマーと本体を抜き差しするだけで済むようにしている。いちいちねじやナットを外してセット変えをするのは面倒だ。
昇降盤の刃口の板にトリマーベースをくっつけて、昇降盤にはめ込んで使っている。昇降盤のガイドの精度や剛性を生かせる。デメリットはトリマーを使おうとして間違って昇降盤のスイッチを押しそうになる事。怖い。
3ミリの真鍮板にベースをつけている。板の4隅にレベル合わせのネジ。側面に突っ張りボルト。これでしっかり固定できる。
ついでにもうひとつ。MAKITAのサッシルーターという製品の、トリマーを固定する部品だけを購入した。これは結構高かった。一万円ぐらい。これに水道パイプを無理やりねじ込んで、このパイプのところを、通常角のみの刃を固定する部分に差込み、角のみを固定するためのボルトで締めこむ。
角のみはもともとテーブルが前後左右、さらに上下にも動くようになっているので、フライス盤のように使えるというわけだ。

3701 マキタ トリマー
マキタ サッシルーター 4401 


グラインダー

グラインダーはとても便利で、しかも安い電動工具である。だから連続して作業を行うときは、刃物をいちいち交換するより複数台を使い分けたほうが能率がいい。それにしてもこんなに何台も使うことになるとは思わなかった。最初は工房のコンクリート打ちの時に鉄筋を切断するのに使った程度。次は耳つき板の耳の荒、中仕上げにサンダーをつけて。エグリカッターを使い出してから1台では不便になり、今では5台に別々のカッターやサンダーをつけっぱなしで使っている。
写真は子供いすの座グリをするときの一式。

テクノツールズから買った超硬カッターで荒彫り

ホームセンターで売っている超硬サンダーでならし。R面になっているのでなだらかな凹面に丁度いい。反りガンナで横ずりして調整。

サンダー60~80番で中仕上げ。
しかし、かなり危険な道具です。回転が速く、刃やサンダーがむき出しで、スイッチも切りにくいところについている。なぜでしょうね。最近はグリップ部分にスイッチがあるタイプも増えてきましたが。写真のような、カバーを外しての作業は自己責任でお願いします。

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